「緑の雇用」とは?
- 日本は、世界屈指の森林国です。戦後に植林された木が育ち、利用できる段階になりましたが、森林の手入れが遅れがちになっています。先人の残してくれた森林を未来に届けるために、今、森林で働く技能を有した担い手を必要としています。
「緑の雇用」事業は、未経験者の方でも林業に就き、必要な技術を学んでもらうため、林業経営体に採用された人に対し、講習や研修を行うことでキャリアアップを支援するという制度です。
※「緑の雇用」事業は、林野庁の補助事業であり、全国森林組合連合会が実施主体として行っています。
未経験でもOK !キャリアアップしていこう
研修年次に応じて研修の内容をステップアップさせ、さまざまな技能を身につけられるよう体系的な研修プログラムが用意されているので、林業の世界に挑戦しやすい環境があるといえます。
「緑の雇用」研修生の要件
- 林業就業に対する意識が明確な方
- 林業に必要な技能を身につける必要がある方(フォレストワーカーの場合、林業就業経験が2年未満)
- 研修修了後、5年以上就業できる年齢である方(概ね60歳未満)
- 林業に必要な健康状態の方 等
緑の雇用でのキャリアアップフロー
採用後の研修内容
時期 | 研修内容 | 実施(OJT)研修 |
---|---|---|
1年目 | 28日程度の座学と学習 林業作業の基本 【研修中に取得する安全講習等】 ・刈払機取扱作業者 ・伐木等業務(チェンソー作業) ・玉掛技能講習 など |
8ヶ月 |
2年目 | 29日程度の座学と学習 1年目の内容の確認・応用 【研修中に取得する安全講習等】 ・不整地運搬車運転技能講習 ・荷役運搬機によるはい作業従者・機械集材装置の運転業務 |
8ヶ月 |
3年目 | 21日程度の座学と学習 基礎力の向上・大型機械を使用した林業作業 【研修中に取得する安全講習】 ・簡易架線集材装置の運転業務 ・伐木等機械の運転業務 |
8ヶ月 |
募集要項
新卒採用・中途採用についての募集要項は、「新卒採用募集要項ページ」「中途採用募集要項ページ」をご確認ください。